Report

2018-07-19 07:52:00

 

 日本に在住なさっているベルギーのレース収集家ダイアン・クライスさんのコレクション
 アンティーク・レース展皆さんはもう行かれましたでしょうか?

 4月~5月にかけて横浜そごうのそごう美術館で、その後京都へ行き
 今また渋谷松涛美術館にて開催しています。

 

  そごう美術館の時に拝見したのですがとても素晴らしく図録を購入し
 帰ってからじっくり歴史の勉強も含め最初から最後まで読みました。
 そして1度予習したつもりでもう1度松涛に足を運びました。
 それくらい素晴らしいコレクションです。
 

 ほとんどボビンレースですがイタリアからフランスに移る過程で
 レティチェッロの作品も登場します。
 フィレンツェ、メディチ家からフランスに嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスから始まり
 ルイ14世 15世 16世 王侯貴族の栄華とともに競われた素晴らしく繊細なレース。
 そしてナポレオン。
 カフスやカラーや紳士のボウタイ、クラヴァットや髪飾りのボンネットやラペット・・・
   1平方cm1時間ですって。これが手仕事???とびっくりしてしまいます。

 もちろん私はへえ~~とだけは見ていなくて違う着眼点でソースを頂き!
 思いがけないところにヒントがあったりして嬉しくなってしまいます。
 売り場ではネイル用のシールなんかも買っちゃったりして楽しんで来ました。

 帰りには東急本店のジュンク堂で刺繡の本を買ったりお菓子の本を買ったり
 地獄のように暑い1日を身の多い日に変えてきました。
 はい、今月のミソノの研究日の使い方でした。

 

 コレクションは今月29日までです。
 まだの方どうぞ足を運んでみてください。

 

                                       2018s289.jpg

 

                  2018s290.jpg

 

 

                       *********************************************

 

                この度の西日本を中心とする豪雨により被災された方々
              ご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
                皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 


2018-07-14 09:32:00

 

    自宅教室Nさんは6月のお嬢様のご結婚に向けてリングピロウとウェルカムボードを
    お作りになりました。
 

2018s260.jpg

 

    清楚でいて華やかにそして品良く・・・
    ご希望に沿える様特にリボンの色合いに神経を使いながら仕上げていきました。
    出来上がりをご覧になったお嬢様にとっても喜んでもらえ「ママ凄いね・・」
    って褒められた~と嬉しそうな表情で事後報告を受けました。
    ご結婚おめでとうございます。

 

    

   2018s287.jpg

 

  ただいまお教室で多くの方が刺しておられるこのデザインももう10年位前に
  生徒さんだった方のお嬢様のリングピロウ用にデザインを起こす原型になったもの。
  お幸せのお手伝いが出来るのはとっても嬉しいです。
  娘のためにと針を動かす母の表情。それぞれに思い返しこちらまで優しい気持ちになります。

 

 

  さて私事ですが我が家も秋に長女が結婚することになりました。
  リングピロウが欲しい・・というので「うちにあるサンプルで・・」と紺屋の白袴的発言をしたら
  いやいやいやお母さん。。というものですからただいま新作を製作中です。
  もう独立して長い娘に中々会う機会も少なく本人の意向を充分汲み取る前に
  暴走気味で気に入ってもらえるやら・・・出来上がりを乞うご期待!

  

                  2018s286.jpg

 

 


2018-07-08 09:45:00

 シュバルム刺繡は他のカウントステッチと違ってまず図案を生地に書き写しますが
 チャコペーパーやチャコペンを使って写す方がほとんどです。

                               

2018s247.jpg

 

 


 自然に消えるタイプや水で落とすタイプなど様々ですが
 水で落とすタイプは湿気の多い時は刺繡前に消えて
 しまったり それより厄介なのは逆に消えるタイプ
 なのに刺した糸と重なっていくら洗っても消えない
 とのお悩みが相次ぎどうしたら一番良いかしら・・
 と思っておりました。

 

 

    そんなところ生徒さんからこすると消えるフリクションのボールペンが良いらしいよ・・とのお声。
    作品の仕上げに必ずアイロンをかけるのだからこすると落ちる=熱を加える
    あれっもってこい?な感じ?


    がアバウトで進めずここは暮らしの手帖のように実験を・・・と思い
    条件を変えて実験いたしました。

 

               2018s280.jpg

 

 メーカーの違うそのまま消えるタイプのチャコペン、水で落とすタイプのチャコペン、
 チャコペーパー、フリクションの色違い太さ違い。
 それぞれをすぐに書いたもの、書いて3日おいたもの、10日置いたものの3種類に分け
 そのまま放置する、水につけてから放置する、アイロンを当てる。を
 同じ条件で繰り返してみました。

 結果 恐るべしフリクションペン!! 跡形も無くなります。
 冷凍マイナス20℃で蘇る・・と聞いていたのでとりあえず家の冷凍庫に1時間入れてみました。
 線がわかる程度蘇ります。がアイスランドで暮らすわけでもない私たちには
 問題なしと判断します。そしてまたアイロンを当てると消えます。

 

                                                                    2018s281.jpg

 ということで判定!
 フリクションを使うべし! 

 フリクションは各メーカーから様々な色や太さがが出ています。
 生地へのすべりを考えると0.7くらいの太さがよろしいかと・・・
 色は特に問題ありませんでしたが白生地の場合赤より黒っぽい色の方が
 よりあとが残らない気がします。
 あとは刺し進めに気持ちの上がるものをお選びくだされば・・と思います。 

 がいずれにしてもラインは最後の仕上げ段階まで残さず役目を終えたら消していくのが
 鉄則です。

 

 以上 ミソノ実験教室でした。

 


2018-07-05 08:41:00

 

 鎌倉教室アウトサイドインのスタッフYさんは6月にバルト3国の旅行に出られる前に
 「せんせ、今年もワークショップお願いしますね、私が旅から帰るまでに
 サンプル作っておいてくださいよ。。」とおっしゃる。
 もう夏かあ~と追いたてられるようにサンプル作りに入りました。
 皆さんにそれはもう習わなくてもできる~と飽きられないよう、そして出来上がったものが
 思わず欲しくなるように内容を決めなくてはいけないワークショップは難しいのデス。
 が今年も快調に産まれました!!

 

      

    2018s263.jpg

 

  フィレレースのフィレは漁師さんの網を意味するフランス語ですがその延長版の手法と捕らえてください。
  イタリアのデルタ スフィラートという手法を使ってピルケースとコンパクトミラーを
  作ります。まず生地の糸を均等に抜いて編み目を作りそこにダーニングで模様を作っていきます。
  糸を抜く作業から当日始めると多分抜き抜きだけで時間が終わってしまう・・と思われますので
  あらかじめこちらで抜いた状態の生地を用意します。
  皆さんは糸で模様を作るところから成形までをいたしますのでご安心を。
  生地と糸は2ヶ作れる分を用意しますが2ヶ両方でもお好きな方1ヶだけでも構いません。
  裏側の生地の色も何種かご用意いたします。

 

  お知らせ前に午前はもう満席ですが午後のクラスにもう少しお席がございます。
  夏の手仕事ご一緒しませんか。


  8月5日(日) 午前の部11:00~  午後の部14:30~
  講習費 (材料費込) 両方¥7.900  片方¥6.800

  お申し込み、詳細は 鎌倉 アウトサイドイン まで。

 

 


2018-07-03 14:51:00

 

 もう作品展が終わり2ヶ月以上経ってしまいました。
 企画物も含め皆さんの作品は素晴らしいものばかりでした。
 なのに終わってからは自分の中で成功と捕らえておらず何が原因だろう・・・と
 ずっと考えていました。


 作品展前はどう搬入しよう、各教室の役員さんの運んでくださる作品を時間差で受け取って・・
 どう区分して飾りつけよう、どうお手伝いいただこう・・・アイロンは・・備品は・・
 テーブルの配置は・・・時間的に大丈夫?・・まだ届かない作品があと何点・・・
 お手伝いのお弁当の準備は・・・

 

                                                            IMG_5763.JPG

 

       始まって期間中は、いらしたお客様の動線に問題がないか・・
       販売コーナーは無事に動いているか、つり銭は・・分量の補充は・・・
       受付のお手伝いは問題ないか・・飾った作品に支障はないか・・
       暑いが換気は大丈夫か・・・お客様に満足頂いているだろうか・・
        写真を撮りためないと・・・

 

 IMG_6361.JPGIMG_6345.JPG
        

  IMG_6974.JPGIMG_6372.JPG

 

        2018s279.jpg

 

   IMG_6283.JPG   

IMG_6284.JPG

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 後半になれば最終日の作品を無事に皆さんにお返しできるか、パーティー前の1時間で
 片づけが終了できるか・・配送希望の方の分は無事に進んでいるか・・1Fと2Fの各教室の
 返却受付テーブルは正しく予想通りに動けるか、全体を見回す担当の手配は足りているか・・
 ペンチの数は・・・自宅に戻す荷物はトラックに正しく回っていっているか・・
 受け取りに来ない方の作品はきちんとそろっているか・・
 備品の返却に問題がないか・・・
 パーティーのケータリングはきちんと届いているか・・配置に問題はないか・・お茶は?カップは?
 皆さんは楽しめているか・・

 

                   IMG_7067.JPG

                          

 

 仕事量、気を使うことの多さで私自身がヘロヘロで作品展を楽しめなかったのが
 成功と捕らえられなかった原因なのだと思います。

 これは大いに反省しなければならない点です。

 

 しかしスタッフやお手伝いを申し出てくださった方には本当にお世話になりました。

 特に飾り付けの40名の皆さんには本当に頭が下がります。
 時間的にも体力的にも仕事内容的にも大変厳しいものでした。
 パンパンで笑顔のないミソノによく答えてくださいました。

 スタッフのEさん、Mさんは1日ずっとアイロンを全ての作品にかけてくださいましたし
 HNちゃんは食事面 お弁当、ケータリング等全て仕切ってくださいましたし
 HDさんは販売品の集計と1Fにいて目の届かないミソノに変わり
 2Fのフロアの全てを担当してくださいました。
 Tさんは参加者一覧や1枚1枚の生徒さんのお名前を打ち込んでくださったし・・
 他にも販売の値付けから会計までお手伝いくださった方、受付のお手伝いをしてくださった方
 毎日スタッフのお昼ご飯を用意してくださった方。最後の引渡しに楽なようにと額等の箱を
 教室ごとにまとめてくださったり、ライトの取り付けにずっと脚立に乗ってくださったり・・
 壁面飾り付けが終了してから「ごめん、やっぱりここにこの作品持って来たいので
 もう1回組み直し・・」なんてミソノの掛け声に嫌な顔ひとつせず作り上げたて下さった方々、
 お手伝いできないからとお差し入れくださった方々・・・・

 ご一緒に作品展を開催くださったドライフラワーの渡部さんやDM等のデザインを全てお任せした
 聡子さん。一人ひとりのお顔が浮かびます。                                                  

  

            

           IMG_5714.JPG

              

IMG_5729.JPGIMG_5755.JPG

  

  

 


  

 

 

 

 

 皆さんに満足頂いているか・・・作品展はこれに尽きるのでした。
 先日お話したTご夫妻が作ってくださったご本とか、昨年の個展の作品のカレンダーだとか
 副産物もあり身のある作品展でした。                                                                              

 

 さて終わってから2ヶ月の間、皆さんご覧になった作品をチェックしつつ次の作品にかかっておいでです。
 平常は楽し~と皆さんにお教えする傍ら新たにパターンを起こしたり、夏のワークショップの
 作品を作ったり、秋に仕上げる次の仕事の準備をしたり・・フレーターの勉強も再開しました。
 あっ自宅教室は4名新たにご案内しました。(3年以上お待ちくださった方々です。)
 またまた目いっぱいの仕事量を元気にこなしています。
 何のため?みんなの喜ぶ顔が見たいから・・それが私の幸せだから・・なのだと思います。
 どうぞ生徒さんはそばでご一緒に針を楽しんで頂きたいし、このページを全国からご覧になって
 くださっている方々はああ~またこんなことしてる・・・と見守ってくだされば・・と思います。
 長い間作品展を振り返るページにお付き合いありがとうございました。
 
  

 

                                                                      IMG_6755.JPG

                                   deuxR 渡部さんと・・・

 

 

 

 

 

 


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...