Report
自宅教室Sさんの素晴らしい作品が出来上がりました。
いつもミステリーツアーのSさん、「先生何か新しい1枚を・・」
とおっしゃる。
家に飾るとか使用するとか、お友達に差し上げるとか全く興味がなく
ただ何か素敵な作品にチャレンジしたい、ただ毎日の
自由時間を針で楽しみたい・・と思っているSさんには
ええじゃあやっていただきましょ・・とご用意するのですが
月2回のお稽古の彼女の熱意に私の頭がついていかず
アップアップしてしまうのでした。
今回はイタリアの冊子から・・私も大きな作品は初めての手法だったので
手探り状態。。
途中でパターンのチェックミスで合わなくなりそして本通りに入れたステッチが
気に入らない。。。。
悩んだ末6割方出来上がっていたのにSさんに頭を下げ
新たな生地をお渡しし1から作り直しをしていただきました。
Sさんその節は本当にごめんなさい。申し訳ありませんでした。
が懐の深いSさん、顔色1つ変えずミソノにお付き合いくださいました。
2度目は私もSさんも頭にデザインが入っていますから
気に入らない部分を直しつつサクサク進めていただきました。
そしてそして素晴らしい1枚が出来上がりました!
Sさんはもう次のミステリーツアーに旅立たれました。
エンドレス企画を担当している『クチュリエ』の秋冬号が
新しく出ました。(*新作はカタログのp.96を参照ください)
ということはモチーフの7柄目から12柄目を発表です。
〈無心に針を動かす伝統刺繍を安らぎの習慣に。〉というお題の
1ヶ月に1セット届くセットですが
布目の大きい生地で色糸を使用するキットと
小さい白布に白糸で刺すキットを同じデザインで繰り返すものです。
届いたら順番としては大きい目でさあっと練習し
仕上げに白糸で・・と言う意図で組んでありますが
(長津田教室のHさんはお嬢さんが大をHさんが小を刺していらっしゃるんですって‥)
私は今回制作過程では白の小さい方でデザインを起こし次に大きい方と
逆にしてサンプルを作成しています。
白糸で完成された数々のデザインがエンドレスで並んだ時に
バランスが保たれるよう意識してデザインをしています。
ドロンワークありアジュールありでデザインの幅も広がり
お届けも心整う毎月のルーティーンですがお出しする私にとっても
毎シーズン心整うルーティーンとして取り組んでいます。
ただいま私は来春分13柄目~を作成中です。
今回も《結晶のカルテット》《花々の回転ドア》等
作品イメージから素敵なネーミングをいただき
皆様の元に届く嬉しい企画です。
港北東急AクラスのFさんの作品が出来上がりました。
原京子先生のご本の中からの作品ですが
原案よりもう一回り広げもっと大きくしたい・・というFさんに
「OK!私がいれば大丈夫!」と訳の分からない
安心感を与えチャレンジしていただきました。
こちら、しつけは4目ずつで進まず3目で進めていく
難易度の高いステッチの数々。
いつも手や目は4目で慣れているので
3目の感覚に慣れるまではちょっと一苦労です。
その上小さな飾りステッチがこれでもかと入る・・・
よくぞ頑張ってくださいました。
レース部分は全てロールバーですので
透け感が大きく見ごたえのある1枚となりました。
そして周囲はモスキートの透かし模様をたっぷりと入れて。
Fさんお疲れ様です。
港北東急カルチャーAクラスのSさんはハーダンガーの傍ら
クロスステッチも同時進行していていつもコツコツ楽しそうです。
先月クロスステッチのアイリスのパターンをお渡ししたばかりとだというのに
もうこんなに進んでいる・・・
港北東急Aクラスはただいま『クロスステッチを刺す楽しみ』が流行っていて
多くの方がハーダンガーやレティチェッロと並行させてクロスも
刺しているような状態です。
このアイリスの冊子はDMCの糸での表記だったのですが花糸を愛するSさんは
DMC を花糸に変換しブルー系の糸を組み合わせて刺していらっしゃいます。
白生地の方はバッグに、そしてパープルの生地の方はランナーに仕上げようかな・・と
お話していらっっしゃいますがそれぞれ葉の色は少しずつ糸の色を変えて刺していますよ。
でもお花の色はどちらも同じ色(番手)なんですって。
生地の地の色で色の見え方がこんなに変わる・・・
とっても興味深かったので刺し途中ですがパチリさせていただきました。
出来上がりが楽しみですね。