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三越カルチャーサロンにお通いの Iさんのナンタケットバスケットの
中袋が出来上がりました。
以前お作りになった方のと同じ刺繍デザインで良いのだけれど
ここからこんな風に刺繍部分がぱあっと立ち上がる感じがいいの。
そして上は巾着でね・・・
Iさん1ヶ月で刺繍部分をさあっと仕上げてこられました。
さあここで縫製をお願いしている藤田さんの登場です。
藤田さんは自宅教室にお通いになっている生徒さんでもありますが
昔お仕事でパターン、縫製となさっていたものですから
安心してお任せしています。
敬意を表して私はいつもキョウコハンと呼んでいます。
『ねえねえ恭子はん、お仕事入りました。ナンタケットの中袋。
本体も届いているので底の土台に合わせてタックをとって円周出したいの。
Iさんはこんな感じそしてここはこんな感じって言っている…』
『見えない部分は麻の柄物を持ってきましょうね、中側もその柄が見えたいけど
外側も柄が見えたら素敵よね』
『上の絞りのリボンはグログランが可愛い?何ミリ?』
なんて具合に2人で相談会を始めます。
嬉しいのがいつも目をきらっきらさせてその作品の最善を考え出してくださいます。
なのであまり私の方で芯はこれ、とか取っ手はこれ‥なんて決めつけないで
彼女が考える最善の方法を優先させています。
心配な時はお忙しい合間をぬってわざわざ確認に来てくださいます。
ティーコジーの仕上げをお願いなさった方も多く、その方の手で若干違って出来上がる寸法や
サイドの切り込みを入れすぎてしまった方の手直しなどティーコジーは目をつむっても
きれいに仕上げてくださるようになっちゃいましたよ。
さてナンタケットバスケットの仕上げをご覧になったIさんですが
もちろんとってもお気に召してくださいました。
キョウコハンこれからもよろしくお願いします。