Report
湘南台教室のMさんの作品が出来上がり、
「せんせ、タペストリーに仕上げたいのだけれど・・」とお預かりしていた作品が
裏布の縫製をお願いしていた藤田さんからようやく出来上がってきましたよ。
まず、中央フィレの模様を決めフィレの段数と横幅を計算して大きさを決め
上下にドロンワーク入れちゃう?そのまた上下にクロスステッチなんかあしらったら
いい感じよね~なんて言いながらどんどん広げていきましたよ。
「せんせ、クロスにピンク入れてみちゃいました~」と仕上げてこられ
あらあらそれも面白いわね~と出来上がったのでした。
裏布にピッタリの色を捜し歩き、また違う日にはクロスのピンクに合わせて
上部の飾りひもを見つけ・・・
その出会い具合を縫製のキョウコハンと共にうんいいかもね・・と
喜びを共有し・・・
きっとMさんも喜んでくださるはず。お渡しが楽しみです。
何度解いたことでしょう。
中央模様が刺し終わったオリジナルの新作の
周囲に新しいステッチを取り入れようと悪戦苦闘しております。
自宅教室Sさんが刺している新しい作品に使用したステッチを
是非私も使用してみたくなったのです。
幅を決め数を決め、そこまでは順調でしたが
どう針を動かしたら均一に進めるか、スタートはどこにするべきか、
どっちが上になったら美しいか、巻く方向は合っているか、
コーナリングはどうするか・・・etc
その度に刺しては解き、解いては刺し・・・
ようやく納得のいく進め方が出来たと絵を書いて喜んだのもつかの間、
今度は見え具合が中央模様とバランスが合わず白っぽい。。
またやり直し#12の糸を#8の糸に換え今度こそOKかと思ったら
今度は糸の長さが足りず一気に終われずもう一度糸の長さを
2メートル用意してやり直し・・・
これで大丈夫。あとは刺すだけ。
この酷暑の中いったいどれだけの時間を使って何をやっているのだろうと
滅入ってしまいます。。
がこんな無駄な時間が明日の血となり肉となることを信じて・・・
出来上がりを見たらあ~ここのことね‥と笑ってください。
2022年夏 ミソノタタカッテオリマス。。
湘南台教室Oさんの大きな作品が出来上がりました。
せんせ、この色で刺したらどうかしらね?と生地を濃いすみれ色を
お選びになられました。
ECRUの糸をのせたらステッチが浮き立って美しいかもね。
是非刺してみて、出来上がりが見てみたい・・・との会話の後
コツコツ刺し始められました。
作品は私の本の№29の作品。出来上がりサイズは100×100に近い
相当な刺しでのある大作。ステッチの数も色々・・
見てみたかったのは中央模様のアジュール部分。
地の濃い色にこのステッチを入れるとこうなるのね~
なかなかいい具合。ベージュで仕上げた私の作品とは表情が全く違い
アジュール模様がくっきり浮き立ち個性的な仕上がりとなりました。
昨日は自宅教室仲良し仲間チクチク隊の集合の日でした。
ちっちゃいものクラブのはずなのに
Hちゃんが大作が出来上がった!と持ってこられたので
広げて皆で拝見!よくやったねえ〜と称賛しつつ
ここの刺し方は?クロスステッチは模様のどの部分を
先に刺すの?色の配分は?周囲は何段?…などと質問攻めにしながら
皆で讃えましたよ。
素晴しいこちらの作品はまたゆっくりとお見せできればと思っています。
お仲間にはドライフラワーdeuxRの裕美先生も名を連ねて
おいでですがお教室の日に早朝お花の市場に行かれた時は
私にも素敵なお花を買ってきて…と頼んであり
この日のお花はとっても素敵な大輪のダリア。
あんまり美しいので皆様にも画像のおすそ分け。
淡いピンクとカフェオレ色が混じった微妙な色具合、そして花芯に向かう
クリーム色のグラデーション・・うっとりです。
皆が帰ってから1人でお花の正面に陣取り針を進めていましたが
とても豊かな気持ちで針も進む進む。
仲間たちの楽しい笑顔と素敵なお花と…
幸せのひと時でした。
「せんせ、前にこのページに載せていた難しいステッチに挑戦したいので
そのステッチの入った作品のパターンを用意してください。」と
湘南台教室のKさんから依頼がありました。
OK、探しますね。 と蔵書をひっくり返しお渡ししていた作品が
出来上がりました。
違う布で練習してから本番に入りましょうか・・と番号通りに
縦と横の順番とどちらが上に来るかを良~く考えながら刺してみてね。
下のかける糸が一つでも間違っていると飾りの糸が引っ掛からないからね・・
などと言いながら進めていきましたが
今まで5人くらいお刺しになりましたがこれをお選びになった生徒さんは
腕も素晴らしいし、チャレンジする気持ちも人一倍だし、要するに悩まない
スゴイ人たちなのです。
Kさんもその1人、ポイントだけお伝えするとするすると作品にしてしまわれました。
そしてなんと練習布さえも作品に仕上げておしまいになられましたよ。