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いつも素敵な作品を次々と作り上げる自宅教室Tさんは
「せんせ、次はシュバルムの大きな作品を作ってみたいなあ」と
おっしゃるのでこの辺はどう?と冊子を数冊お見せすると
これはどうですか?とまあるい大きな作品をお選びになりました。
少しお時間をくださいな、がんばって絵を書いてみます。と
ただいまお絵描きに励んでおります。
70㎝くらいの直径の丸いデザインですが
丸いテーブルの全面にこんな模様でたっぷり柄が入り
裾に幅広のドロンワークが入ったりしたらなんて素敵なんでしょう。
自分で刺すわけでもないのにワクワクします。
次のお教室には用意してお渡し出来るかな〜
私もご本人もそしてこのページをご覧の皆さんも
ワクワクで進み具合を楽しみにしてまいりましょう。
3年ほど前一気に刺して仕上げたオリジナルのデザインですが
周りの三つ折り附近に刺したステッチも皆さん気に入ってくださって
ただいま人気ナンバーワンのデザインです。
今刺しているのが終わったらあれを刺したい‥
生徒さんに言われると、OKあの時のあれって言ってね‥なんて毎回
どこへ行っても乱用して言っていたら何があれなのかわからなくなってしまい
とっさにノートにこの作品のことをヘンリーと書いたのですが
それ以来このデザインは自身の中でヘンリーと呼んでいます。。
今日お載せしたのは自宅教室Sさんの作品と下の大正方にアレンジの方は
長津田教室Hさんの作品。
糸の色の見え具合で全く雰囲気が変わります。
中のかがりも順番を覚えると一気に刺せてとても楽しいし周囲のステッチも
きちんと揃えるとすきっと決まり気持ち良いのです。
お刺しになりたい時はせんせ,ヘンリーを‥と言ってください。
自宅教室Kさんから「せんせ、せっかく出来上がったタペストリー、
かけた状態でフレーミングするのはどうかしら?」と相談を受けました。
私のところのカリキュラムの最終作にしているタペストリーは
ピコットやマルチーズクロスのコーナリングやまっすぐのブランケットや
作品作りの手順やらと抑える場所が色々とあり結構力の入る作品です。
力の入った分思い出深い作品でもあるはずです。
額屋さんと相談して高さのあるフレームを選び加工していただき
私の方ではベルプルのチェーンをぶら下げるためのビスを探し出し
ようやく形に出来ました。マットに穴をあけビスを埋め込み裏側にキャッチを
つけてボンドで固定してみました。
(ビスは何だと思います?知りたい方には内緒で教えます。。
どこへ行っても何か使えるものはないかと目つき怪しく物色しています。)
こちらは三越教室のMさん。
4枚のロイヤルコペンハーゲンのお皿を飾りました。
「ブルーじゃないこんなお皿もあるけどどうかしら?せんせ、」
「あらあら素敵じゃない。この順番でどうかしらね。」なんて言いながら
ご一緒に並べてみましたよ。
3Dで仕上げる場合厚みの部分も同色のマットで仕上げています。
お皿は裏に穴があるので細い針金で刺繍生地とマットを突き抜け
マットの後ろでしっかり固定しています。
Mさん、次回お持ちしますね~