Report
先日黒の大きなクロスステッチを仕上げられた長津田教室Iさんは
「クロスステッチは1人で進められるけどこっちは先生がいないと・・」
なんて嬉しいことをおっしゃりながら新しい作品にチャレンジなさいました。
お渡しして間もないというのにさらさらっと仕上げておしまいです。
2重のドロンワークの間にシュバルムが入る中々手の込んだ作品です。
私の蔵書の中から見つけられた作品ですが「パターン起こしますから
是非是非刺してみて・・」とお見事な手さばきのIさんにお願いをしたのでした。
ドロンワークの結びも初めての結びで一緒に成り立ちを考え
またシュバルムの模様行きで横の長さを決めるという見切り発進型で
とりあえず右端から適当な長さまでね…なんて言いながら
進めていただきました。
コーナーの模様も新タイプ。可愛らしいでしょう。
続けるって素晴らしい…と思う1点です。
4月は全クラスが解禁となりお久しぶりに皆様とお会い出来て
嬉しい毎日でした。
ええ相変わらずどの生徒さんもがんがんと進んでいらっしゃる
ものですから準備に追われやっとGWに逃げ込んだような感じです。
新しい作品がいっぱいいっぱい出来上がってきていますので
GW中は毎日公開作品展といたしましょう。
今日から毎日お載せしてしまいます。
まずは自宅教室Mさん。
私のところの蔵書、フランスの本のシラオスから。
小さな枠で今までいくつもお刺しになったMさん、シラオスの集大成として
大きな作品にチャレンジです。
中央のシラオス部分は今まで刺してきた延長で心穏やかに刺すしかないのですが
今回は周囲の仕上げにカットワークを施しました。
「せんせ、どうしましょ」とおっしゃるので円の大きさを決め
均等になるようパターンを作成して進め方をご伝授。
カットワークの曲線難し~いと言いながらさらっと仕上げてこられましたよ。
まあ素敵!とっても上品。(あ~ハーダンガーがしたい…と言っておいでデス)
どのクラスのお教室もカリキュラムが済んだら
基本的にはお好きなものを刺していただいていますが中でも
自宅教室は私のそれぞれのクラスの中で1番フリーな要素が強く
ステッチのお勉強や作品をコツコツ刺し進める方のほか
お教室そのものの時間を楽しみ色々な刺繍本を見たり
情報交換をしたり・・・サロン的な要素が強いクラスも存在します。
作る作品はブローチだったり小さなハンカチだったり
身近に使えるものが多いでしょうか。
「あたしたち、«ちっちゃいものクラブ≫よ。」なんて言って
それはそれでとても楽しい時間です。
自称ちっちゃいものクラブ会長のTさんはこの度こんな素敵なものを
仕上げましたよ。
お裁縫箱にしようと思っている丸いBOXの側面に麻のテープに刺繍をして
ピッタリ合うように作図なさって飾られました。
毎日の生活に使用するものにこんなお味付が出来たら幸せな気分になりそう。
ちっちゃいものクラブの存続を願います!
ちっちゃいものクラブ員ではありませんが自宅に来られる皆さんの
小さくて素敵な作品もお載せしておきます。
いつも素敵な作品を次々と作り上げる自宅教室Tさんは
「せんせ、次はシュバルムの大きな作品を作ってみたいなあ」と
おっしゃるのでこの辺はどう?と冊子を数冊お見せすると
これはどうですか?とまあるい大きな作品をお選びになりました。
少しお時間をくださいな、がんばって絵を書いてみます。と
ただいまお絵描きに励んでおります。
70㎝くらいの直径の丸いデザインですが
丸いテーブルの全面にこんな模様でたっぷり柄が入り
裾に幅広のドロンワークが入ったりしたらなんて素敵なんでしょう。
自分で刺すわけでもないのにワクワクします。
次のお教室には用意してお渡し出来るかな〜
私もご本人もそしてこのページをご覧の皆さんも
ワクワクで進み具合を楽しみにしてまいりましょう。