Report
8月2日に行われたアウトサイドインでのワークショップは
好評のうちに終了いたしました。
どうしても欲しい!とお席がなかった4人、中庭でも良ければ・・
ということで少々お暑い中ご参加くださいました。
ご参加くださった皆さんはほとんどが鎌倉教室と自宅教室の方々。
そして刺繍枠入れをすでに皆さん作ってくださっているので
リンクされた今回のポーチのデザインはお手の物。
基本的な場所の取り方と刺し始めを説明しただけでもう大丈夫!
もちろん最後までは進めませんでしたがきっとすぐにおうちで
仕上げていることと思います。
今回はなんといってもFさんにお作りいただいた中身のキットが素晴らしい!
はさみ入れもピンクッションも糸留めリング位置もフェルトのピンキーパーも
ポケットも結びひももすべてついた中布を最後に折って合体するだけ。
しかも裏には折り位置のラインも入っていて至れり尽くせり。
きっと今頃出来上がってニマニマしていることでしょう。
お暑い毎日、涼しいお部屋で一人でチクチクも良いですが
ちょっと無理して出かけて趣味の同じ仲間とお話ししながらのチクチクも
楽しさ倍増ですね。
ご参加の皆様ありがとうございました。
私が教室を始めて間もなくから自宅教室にお通い下さっている会員№1の
Sさんが「せんせ、図書館でこんな本を見つけましたが持っていらっしゃる?」
と見せてくださったのは原京子先生のアジュール刺繍のご本。
持ってないというとご本丸ごとコピーをしてきてくださった。
いつもお優しいお気持ちアリガト!
昭和59年に文化出版局から発行のアジュールの本ですが画像こそ少々年代を
感じますがステッチはちっとも年代を感じず今私が皆様にお教えしているものと
変わらないし新鮮に映りそして詳しく載っていてとても勉強になります。
先人の素晴らしい編纂やステッチが時を超えつながっていることに感激します。
アイデア参考にさせていただきたいと思います。
先日娘とお酒を飲んでいて「ママから教わったことは何?」と話しついでに尋ねると
最初はふざけて様々言っていたのですがあとから『う~ん持続と情熱かな』と
さらりと言うではありませんか。
子育てはとっくに終了、背中は見せたかなと何だか嬉しくなってしまいました。
Sさんやその仲間とも時間を共有し年を重ねてきたし本のステッチもつながっていくし
一朝一夕にはできない時を超えた色々な宝物大事にしていきたいと改めて思いました。
今年の2月にこのページからご紹介した自宅教室Mさんのフィレの作品。
そのあとに第2弾があるのよ・・とご紹介していた2弾目が出来上がりました。
2点並べてみました。
それぞれフィレの縦穴の数が違いますのでランナーの出来上がり幅も違ってきますし
Mさんどうせなら周りのドロンワークも違うのを入れてみたいと頑張りましたので仕上がりが
全く違います。う~ん根気がよろしい!
Mさんは助手も努めていただいていますがドロンワークがぴったりと収まらないと
納得できないところなどはミソノに似ています。。
気になる方は画像を大きくしてコーナー具合見てみてください。
糸を抜いたその後のサテンもぴったり合っています。
フィレそのものと周囲と相まって豪華な仕上がりとなっています。
ええ3弾もとっても素敵です。
フィレの穴はもう作り終えていますよ。