Report
夏前から多数の刺繍枠入れやらタペストリーやら縫製仕事を
ガンガンとFさんにお願いしているところですが
その中でバッグが2点出来上がってきましたのでお見せしましょう。
縦型のトートは三越カルチャーのTさん、そしてポシェットは自宅教室Uさんの作品。
刺し始めの段階でご本人の中でこんなイメージ‥というのがあって刺し進められますよね。
刺しあがった時点で縫製依頼をいただきそこでまずどんな感じ‥例えば持ち手はこんな風にとか
全体の芯を固めにとか中布はこんな風にとかマチの太さはこれくらいとか内ポケットが欲しいとか‥
それをまずミソノが受け止めます。その後持ち帰りFさんと芯の色、硬さ、全体の大きさ、
持ち手の雰囲気、中布等々を相談します。
もう沢山おつくりのFさんですから頭の中にノウハウもおありだし私からはどうしても譲れない
部分だけをお伝えし出来上がりを待ちます。
納品後ご依頼の方が出来上がりを見て少女のようなお顔でお喜びの様子は私は何もしていないの
だけれど嬉しくなってしまうのでした。
Fさんこれからもよろしくね。新しくお渡ししたミソノ本人分もよろしくね。
来月2日から始まるヴォーグ学園オンライン講座Ⅳの締め切りが
本日20日なのをすっかり忘れておりました。
どうしようかなと思っていらっしゃる方是非ご一緒いたしましょう。
来年1月を飛ばし3月までの5回講座となっております。
お申し込みはこちらから
港北東急AクラスMさんの作品が出来上がりました。
毎月神戸から通ってきてくださるMさん、遠くからお通いですから
毎回真剣ですし、「今日はこことこことお習いし次作はせんせこれを
準備してください。」と効率よくテキパキと進められこちらもとても
お教えのし甲斐があります。
この作品は私のオリジナルですが全体のグリーン#524の糸と
クロスステッチに使用する淡いピンク系のグラデーションが優しく
ファンが多い作品です。外周を決めたら斜めにクロスをして区分けしていきます。
かがりもちょっと手を入れ凝ったかがりです。
余談ですがMさん神戸から新幹線に乗る前私のために阪急で宝塚歌劇団の冊子を
毎月必ず持ってきてくださる。。
私の宝塚熱はお気に入りさんが昨年退団したため少し冷めていますが
その後俳優として活躍中!先日は国立西洋美術館で音声ナビを務めるというので
お声を聴きに馳せ参じましたよ。
Mさんの可愛らしい関西弁での"せんせ”の呼び声、大好きです。
自宅教室Nさんの大作が出来上がりました。
このデザインは1回目の北欧旅行の際にハルダンゲル博物館の
展示室で拝見した作品をコピーさせていただいたもの。
もう10年も前でしたがこの作品をガラスケースの中で見つけた時は
あまりの風格に鳥肌が立ったのを覚えています。
その時ご一緒したNさんもいつか刺したいと思いを温めて下さっていました。
過去にお2人ほどお刺しになられましたがこのデザイン中央付近の抜き部分のかがりは
ウーブンバーにピコット入り!大切に一針一針楽しみながらお刺しになられました。
終わってしまって淋しい・・と。
大好きなハーダンガーとハーダンガーの好きなお仲間と
気持ちや時間を共有できる・・こんなに嬉しいことはありません。