Report
昨年9月11日付でご紹介した『家族になりたい!』のReport,
皆さん覚えていらっしゃいますか?
あの時まだ刺しかかっていた湘南台教室Tさんの
丸いBOXの蓋に手法を変えた9つの作品が出来上がりましたよ。
スゴイ‼ 全部撮りきれない。。
クロスステッチ、ドロンワーク、ブラックワーク、シュバルム、レティチェッロ
ハーダンガー、ヒーダボー、フィレ、プントアンティーコ。
まあ見ごたえのある9作品。金メダルです。
それぞれの透ける場所には統一感のある無地の色生地を入れ丸の仕上げも
お美しい‼ これがご家族に配られるわけよね。
一緒に拝見したお姉さま方も1つ余ったら私が家族になるワ・・
と身を乗り出しておいででした。
自宅教室Tさんの作品を2点。
前にも何人かお刺しになったまあるく見えるステッチの繰り返しを
アレンジしてTさん2作お作りになられました。
1作は濃いブルーで周囲と中央にかたまりの模様行きを。
そしてもう1作は濃いグレーで中央1列並びのランナーを。
柄の流れはとても面白く見る目によって強調される場が違い出来上がりのお顔が
違ってきます。濃い糸の色が印象的でグレーの方の色は#12の糸がないので#25
2本どりで代用しています。
過去にもそして今も何人かが刺しているこのパターンでの出来上がりは
1つとして同じものがなく、その方の作りたいイメージで如何様にも広がり
とても興味深いステッチとなりました。ハーダンガーの醍醐味です。
周囲の波々のブランケットも美しくさすがの出来栄えです。
三越教室カルチャーサロンにお通いのNさんの大きなシュバルムの作品が出来上がりました。
フレームの大きさは90c×75c 圧巻です。
この大きさを1年弱でお仕上げになられました。
毎回、「次はせんせ、ここの模様をお願いします。」「は~い了解」
その繰り返しを重ね完成に至りました。
遠くから見て濃淡の偏りがない様バランスを考え全体のかがり模様を
決めていきました。結構大変だったのがハート脇の小さな8つの丸の中。
でもさすがNさん、私の拙い説明によくぞついてきてくださいました。
模様枠の曲線やサテンの優しさ、それぞれのかがりのきりっとした並び、
周りのドロンワークのダーニングが重厚感を加え素晴らしい作品が
出来上がりました。
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明日10日の自宅教室、16日のセブンアカデミー、17日の長津田教室は
休講といたします。皆様お元気でお過ごしくださいませ。
たまがわ教室と三越教室とダブルで受講くださっているSさんの作品を
ご紹介します。
いつもレティチェッロだけを楽しんでいらっしゃるSさんは色々伏線をはって
2,3作持ってらして少しずつ同時にお進めです。
「せんせ、これを一窓ずつトントンと並べたら素敵よね・・」と
カラフルな糸を使って刺したお花の同サイズのレティを仕上げていらっしゃいました。
全部で6窓。様々なお花の窓が並びます。
中の模様は基本的なステッチはお教えできますが葉っぱのふくらみや茎の曲がり具合
使用糸の配色バランス、お花の開き具合、どちらを上に重ねるかなど
細かいところはホントご本人次第です。私はただ見守るだけ。
ちょっと渋めのフレームにベースのマットと窓のマットはカーキの濃淡を合わせて
お花が引き立つように仕上げてみましたよ。
華やかだけれど統一感のある作品に仕上がりました。
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ただいま各教室はそれぞれのお教室の対応に合わせ休講にしたり開講したり
しています。
休講の際には個別にご連絡が行く様にしておりますしこのページからも
お知らせしてまいります。
4月に作品展を開催する予定で生徒さん方もそのつもりで作品に取り組んで
くださっていたので、ただいま額装の素晴らしい作品が次々と出来上がっています。
とっても素敵な作品ばかりですのでこの場で仮新作発表会です。
今日は鎌倉教室Sさんの作品。
穴がいっぱい開いて均等に引っ張る作品は刺繍枠は周囲から最初から最後まで
外さない四方から四角く引っ張れるタイプでないとぐずぐずになってしまいます。
Sさん自力で刺繍枠をこさえまあ美しく作成してくださいました。
額装の際は「せんせ、大人な感じに仕上げてね・・」とのご希望に
マットはグレーの濃淡でしめてみました。
淡々と同じリズムで刺したお花模様が美しく並びます。